「命日フィク」というこの表現、私はあまり好きではないのですが、他に適当なものが見つからないので見つかるまでこれにしておきます。

科学忍者隊ガッチャマン(本編)の最終回でコンドルのジョーの命が尽きてしまうのでその最終回が放送された9月29日を「ジョーの命日」として毎年ファンフィクションを書いているわけです。
毎年、夏休み中には構想がまとまり、9月いっぱいを使って書き上げていくわけですが、今年に限って9月に入って何日過ぎても何も浮かびませんでした。

もう一本、不定期連載という形で長いフィクを書いているのでついついそちらの方ばかり気が行ってしまうのです。

一つの頭でお話を二つ考えるのは無理だ。これはもう、今年の命日フィクはパスかな?なんて思っているうちに9月も20日が過ぎていました。

でもやっぱり何か書きたい。
普段はジョーが死へ向かっていく最終回近くのお話を書くのは自分の中で何となくタブーにしています。
他の日では読むのも書くのも辛いものがあるからです。
お題が出てそれに背中を押されて書くことはありますが(←書いてるじゃん!)

私がガッチャマンのフィクを書きたいと思う理由の一つが本編中では省略されたエピソードの補填です。
もちろん自分なりの勝手な解釈ですが・・。

ジョーが最後の戦いとなるであろう敵の本部(あとでそうとわかる)があるクロスカラコルムへ向かう時に単身乗り込むのでゴッドフェニックスや愛機には乗らずに普通の航空機で行くのです。
「あら、飛行機代はどうやって工面したのかしら?」
再放送を見てそう思ったものです。

その自分なりの答えとしてまず、オリキャラの「南部響子」を使いました。
でもあまり上手くいかなかったので(汗)いつかまた違う形のものを考えようと思っていたことを思い出したのです。

こうしてやっと書けそうな題材を思いついたのが9月21日でした。

題名をどうしようか悩みました。
いくら命日フィクでも読者のみなさんがドッキリするようなものはマズいかなぁ?
でも一年に一度のタブーを破る日です。
なのでそのままストレートに付けました。

お話は簡単です。
「乗ってきた車を売って飛行機に乗った」
これだけです。

あとはその肉付けです。

盛りましたよ~!これでもかとね。
何度も言いますが、年に一度のタブーを破る日ですからね。

このくらいで・・とタイプしたものを印刷して赤鉛筆片手に推敲を始めたのですが、また盛りたくなって用紙が真っ赤になりました(笑)

最後に悩んだのが、ジョーが個人(ジョージ浅倉)として両親の仇うちとなる最後の戦いに臨んだか?忍者隊の一員として正義の刃をふるいに動いたのか?
・・ということでした。

今回は個人的な敵討ちにしました。
父のかたき討ちをしたいかも知れない健がガッチャマンとして個人的な復讐心を超えて地球を救うヒーローとなるだろう結末と対比させたかったからです。
本当はその復讐心で放った(←私の考えです)羽根手裏剣が地球を救うわけですが・・。

ただ、ちょっと時間的に早かったかなと思っています。
以前書いたフィク(ガッチャったー)ではクロスカラコルムでチーフにブレスレットを撃ちぬかれ、変身が解けたところで気持ちが切り替わったとしました。
そちらの方が自分の考えに近いです。