まずは懐かしいオープニングから。
        

 地球の周囲に浮かんでいる人工衛星やロケットの残骸は、地球防衛の障害になると考えたストレイカー司令官はヘンダーソン国際惑星宇宙局長官にそのいわば宇宙のゴミを一掃するよう訴えたが莫大な費用がかかるという理由で却下された。
 そんな時、ベテランのマドックス大尉が操縦するルナ宇宙艇が大気圏突入に失敗して爆発するという事故がおきた。司令官は、宇宙人が宇宙のゴミを利用し何らかの工作をしたと睨んだ。やがてフォスター大佐がマドックスと同じコースを飛び、命がけで「ゴミ」に隠れた小さな円盤の仕業であることを突き止めた。
 だがこれは罠だった。インター・セプターが出撃した隙をついてUFOはシャドー司令部そのものを狙っていたのだ。それに気づいた司令官は罠にかかったと見せかけUFOをおびき出す作戦に出た。
司令官の危険な作戦に激怒したヘンダーソン長官は彼を解任しようとする。が、その時ストレイカーの思惑通りにUFOはスカイ1によって撃破された。

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原題:CONFLICT
制作順:6
イギリスでの放映順:4



【つっこみ】
私の好きなエピソードの中に入ってる作品。
沈着・冷静なストレイカー司令官。「お金の問題じゃありません。人の命が懸かっているんです!」
シャドーの予算を一手に握る長官とのやり取り。司令官、怖いです。でも素敵です。
このなぞを解くのにオフィスの簡易ベッドに横になってタバコをプカリ。その灰皿の置き方。後に真似した男子諸君多数。

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ムーン・ベースと地球を往復するルナ宇宙艇は成層圏で輸送機とドッキングして地球に戻る。今のスペース・シャトルのようなもの。
実際の宇宙開発、遅れてませんか~?戦争とかしてる場合じゃないと思うんですけど…。