大江健三郎さん、75回目のお誕生日おめでとうございます524f4225.jpg


喜寿(77歳)になった母が大江さんのファンで、以前から新作が出るたびに読んできた。
ところが、近年白内障を患ってからというもの文字が見えづらいということで好きな読書がままならなかった。
大江さんの本もたまる一方だ。
その母が、今年になってやっと手術をする決心をした。
積んである大江さんの本を全部読んでからじゃないと死ねないというのが理由の一つ。

幸いなことにバス停で6個先に白内障の名医と言われる病院があったので、そこで日帰り手術を受けることになった。
できたら両眼とも受けるという。(手術は片方ずつ、日をあけて行う。)

父は初め手術には懐疑的だったので私が先生に頼んで真っ白に濁った母の眼の写真をコピーしてもらった。
一目瞭然。
父もようやく納得したようだ。

そんなわけで、母に決心をさせてくれた大江さんに感謝です。

では、やはり今日がお誕生日のPhil Collins(59歳)のTwo Heartsを聞いてみましょうか。