夜。車に乗った母娘やビルの警備員、ホームレスなどが次々に怪物に襲われた。
タンクローリー車も襲われ、009が駆け付けると、怪物は逃げた後だった。1680a0ec.jpg
人間の顔にゴリラのような牙と体を持つ怪物が、夜の街を暴れまわっているのだ。

ギルモア研究所では001が怪物の出現場所を分析。
少女に変身して囮となった007を襲った怪物の後をつけていくと、世界的な生物学者、志木博士の家へとたどり着いた。
家の中では博士が「エネルギー集中剤」と称する怪しげな液体を数本のビンに詰めていた。
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009たちが訪ねてくるとしらを切る博士だったが、009が博士の服に怪物の毛が付いているのを発見。
「怪物を飼っているのか?」と聞かれた博士は車で逃亡した。

加速装置で追う009。
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事故を起こして追いつかれるが、とっさにそこに停めてあった他人の車の中に「集中剤」を置いて逃げた。
009に追い詰められた博士は目の前でその薬を飲むと、怪物に変身。009と格闘になった。
だが、薬が切れてしまい、ギルモア博士のもとへと送られる。

志木博士は、人間の隠された力をギリギリまで引き出す「エネルギー集中剤」を開発し、自分で人体実験を試みたところ、コントロールがきかなくなって野生の昔に帰ってしまったといい、残りの薬をギルモア博士に渡して反省していた。事件は一件落着に見えた。

だが次の朝、車に置いてあった残りの薬をいつも飲んでいる栄養剤と思ったジャンボジェット機のパイロットがこともあろうに飛行中に飲んでしまったのだ。
当然のようにコクピット内で暴れまわるパイロット。
あと5分以内に助けないと、防衛隊の大演習の中に飛び込んでしまう…!
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009がジャンボ機の窓をたたき割って乗りこむが、すでに操縦不能となっている。
300人以上に人の命が奪われかねない事態だ。そのとき、志木博士がギルモア博士に預けていた「集中剤」の最後の一本を奪って逃走。
何をするつもりだ?と怒るギルモア博士だったが、そのとき、ジャンボ機が胴体着陸をした。
建物をなぎ倒しながらそれでもガスタンクへと近づいていくジャンボ機。

そのときだった。
怪物になった志木博士がジャンボ機の前に立ちはだかり、ガスタンクの目の前でそれを止めたのだった。
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虫の息で倒れている博士は怪物から博士の姿に戻っていた。
駆け寄る009やギルモア博士。
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「人間の姿で死ねる。悪魔の薬が一度だけ役に立った。」
志木博士はそういうと静かに目を閉じたのだった。


【個人的感想】
最後にホロリとさせるのはさすが辻真先さん(脚本)ですね。
でも、ジャンボ機の窓をたたき割ったら大変なことになるんじゃないかと思うのですが…(汗)
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前にもちらっと触れましたが、この68年版の009は「加速装置!カチッ」とは言いません。
なので「加速装置」は使われていない…と思われるかもしれませんが、ちゃんと使っています(笑)
見ていればわかるんです。
白黒のアニメをカラーに脳内変換してみていた当時のちびっこたちはそういうこともなぜかわかったものです。



拍手をありがとうございます。

>りりーさん
そうなんです。こういう感じです(笑)
公開したくないけど、メールするほどのことでもない秘密(?)のメッセージはここからどうぞ(笑)

※2018.11.18.修正